在職中に転職したい人が、周囲に知られず動ける王道の転職サイトが「リクナビNEXT」。匿名のスカウト、企業ブロック設定、保存条件×新着通知といった仕組みで、忙しくても“待ちながら”求人を集められます。まずは安全設定と、職務経歴の最適化から始めましょう。

自己分析ツール(強み診断)をスマホで受ける女性、転職の自己PR作成と面接対策のイメージ
# ③ 挿入画像2(PC操作・条件保存の手元)
**alt**

リクナビNEXTの基本:求人検索とスカウトを両立

リクナビNEXTは、求職者が求人を検索しつつ、企業や転職エージェントから匿名でスカウトを受け取れる転職サイトです。プロフィール(職務経歴)を整えるほど、スカウトの質と量が安定します。まずは基本情報・職務経歴・希望条件を入力し、最新プロジェクトや実績を定量(件数・金額・規模・期間)で明記しましょう。

在職中でもバレにくい設定:企業ブロックと公開範囲

現職や取引先に転職活動を知られたくない場合は企業ブロックで非公開先を登録。ブロックした企業はあなたのレジュメを検索・閲覧・オファー送信できなくなります。応募前の段階では氏名・住所などの個人特定情報は企業に見えません。公開範囲(企業/エージェント)も随時見直し、機密性を保ちながら運用しましょう。

転職サイトの企業ブロック設定の概念図。求職者と企業の間に禁止マークがあり、在職中の転職活動を非公開にするイメージ
見られたくない企業を事前にブロック。匿名スカウトと併用すれば“バレずに転職”を進めやすい。

自己分析:グッドポイント診断の活かし方

「グッドポイント診断」は、約30分で強みを抽出する自己分析ツール(ひとり一回・途中保存不可)。結果は職務要約自己PR、面接での回答づくりに直結します。診断後は、抽出された強みを「課題→打ち手→成果(再現性)」の実務エピソードに落とし込み、求人票の要件に合わせて言い換えると、スカウトや一次面接の通過率が上がります。

保存条件×新着通知:待ちながら集める仕組み

毎日ゼロから探すより、検索条件を保存して新着通知を受け取るのが効率的です。職種・業界・勤務地(リモート可否)・年収レンジ・キーワードの組み合わせを複数パターンで保存し、配信が多すぎるときは条件の粒度を調整。除外ワードを使うとノイズを減らせます。重要なのは「広め」「通常」「ピンポイント」の3レイヤーを作ることです。

スカウトを成果につなげる基本

スカウトは匿名で届きます。プロフィールは「最新化」「定量化」「成果の再現性」がカギ。反応はできれば48時間以内、面談可能日時と希望条件(年収レンジ・働き方・入社時期)を添えると選考が前に進みやすくなります。スカウトが多すぎる場合は、配信の整理・非表示・一時OFFでチューニングしましょう。

安全運用チェックリスト(在職中向け)

  • 企業ブロック:現職・グループ会社・主要取引先を事前に非公開指定。
  • 個人特定情報:応募前は非表示が原則。レジュメ本文にも固有名詞を書きすぎない。
  • 通知設計:保存条件は必要最小限から。多すぎる配信は停止や条件見直し。
  • 端末と時間:会社PCや社用メールでの利用は避け、私用端末・私用アドレスで。
  • 面談運用:就業時間外・オンライン面談を基本に予定を組む。

最初の7日間:ミニロードマップ

  1. Day1:登録→企業ブロック設定→職務経歴の骨子作成。
  2. Day2:グッドポイント診断(30分)→強みを5つ抽出。
  3. Day3:職務要約を“強み×実績(定量)”で更新。
  4. Day4:検索条件を2~3本保存、通知ON。
  5. Day5:届いた求人を「保存/保留/除外」に仕分け。
  6. Day6:スカウト返信テンプレ(要件・希望条件・面談候補日)を用意。
  7. Day7:一次面談の想定問答を準備(再現性・転職理由・志望動機)。

よくある質問(FAQ)

会社に転職活動がバレませんか?
見られたくない先を企業ブロックで非公開にできます。応募前は個人特定情報が企業に見えない前提です。
新着メールが多すぎます。
保存条件ごとに配信停止・条件変更が可能。粒度を調整し、除外ワードでノイズを抑えましょう。
自己分析はやるべき?
短時間で強みを言語化でき、転職の自己PRや面接の“根拠”になります。診断後は実績エピソードに落とし込みましょう。

まとめ

リクナビNEXTは、企業ブロックで安全性を確保しつつ、保存条件×新着通知で“待ちながら”求人を集め、スカウトで打席を増やせる転職サイトです。まずは安全設定→自己分析→職務経歴の定量化→通知最適化の順で整え、在職中でもムリなく効率的に転職を前進させましょう。