在職中に転職したい人が、周囲に知られず動ける王道の転職サイトが「リクナビNEXT」。匿名のスカウト、企業ブロック設定、保存条件×新着通知といった仕組みで、忙しくても“待ちながら”求人を集められます。まずは安全設定と、職務経歴の最適化から始めましょう。

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リクナビNEXTの基本:求人検索とスカウトを両立
リクナビNEXTは、求職者が求人を検索しつつ、企業や転職エージェントから匿名でスカウトを受け取れる転職サイトです。プロフィール(職務経歴)を整えるほど、スカウトの質と量が安定します。まずは基本情報・職務経歴・希望条件を入力し、最新プロジェクトや実績を定量(件数・金額・規模・期間)で明記しましょう。
在職中でもバレにくい設定:企業ブロックと公開範囲
現職や取引先に転職活動を知られたくない場合は、企業ブロックで非公開先を登録。ブロックした企業はあなたのレジュメを検索・閲覧・オファー送信できなくなります。応募前の段階では氏名・住所などの個人特定情報は企業に見えません。公開範囲(企業/エージェント)も随時見直し、機密性を保ちながら運用しましょう。

自己分析:グッドポイント診断の活かし方
「グッドポイント診断」は、約30分で強みを抽出する自己分析ツール(ひとり一回・途中保存不可)。結果は職務要約や自己PR、面接での回答づくりに直結します。診断後は、抽出された強みを「課題→打ち手→成果(再現性)」の実務エピソードに落とし込み、求人票の要件に合わせて言い換えると、スカウトや一次面接の通過率が上がります。
保存条件×新着通知:待ちながら集める仕組み
毎日ゼロから探すより、検索条件を保存して新着通知を受け取るのが効率的です。職種・業界・勤務地(リモート可否)・年収レンジ・キーワードの組み合わせを複数パターンで保存し、配信が多すぎるときは条件の粒度を調整。除外ワードを使うとノイズを減らせます。重要なのは「広め」「通常」「ピンポイント」の3レイヤーを作ることです。
スカウトを成果につなげる基本
スカウトは匿名で届きます。プロフィールは「最新化」「定量化」「成果の再現性」がカギ。反応はできれば48時間以内、面談可能日時と希望条件(年収レンジ・働き方・入社時期)を添えると選考が前に進みやすくなります。スカウトが多すぎる場合は、配信の整理・非表示・一時OFFでチューニングしましょう。
安全運用チェックリスト(在職中向け)
- 企業ブロック:現職・グループ会社・主要取引先を事前に非公開指定。
- 個人特定情報:応募前は非表示が原則。レジュメ本文にも固有名詞を書きすぎない。
- 通知設計:保存条件は必要最小限から。多すぎる配信は停止や条件見直し。
- 端末と時間:会社PCや社用メールでの利用は避け、私用端末・私用アドレスで。
- 面談運用:就業時間外・オンライン面談を基本に予定を組む。
最初の7日間:ミニロードマップ
- Day1:登録→企業ブロック設定→職務経歴の骨子作成。
- Day2:グッドポイント診断(30分)→強みを5つ抽出。
- Day3:職務要約を“強み×実績(定量)”で更新。
- Day4:検索条件を2~3本保存、通知ON。
- Day5:届いた求人を「保存/保留/除外」に仕分け。
- Day6:スカウト返信テンプレ(要件・希望条件・面談候補日)を用意。
- Day7:一次面談の想定問答を準備(再現性・転職理由・志望動機)。
よくある質問(FAQ)
- 会社に転職活動がバレませんか?
- 見られたくない先を企業ブロックで非公開にできます。応募前は個人特定情報が企業に見えない前提です。
- 新着メールが多すぎます。
- 保存条件ごとに配信停止・条件変更が可能。粒度を調整し、除外ワードでノイズを抑えましょう。
- 自己分析はやるべき?
- 短時間で強みを言語化でき、転職の自己PRや面接の“根拠”になります。診断後は実績エピソードに落とし込みましょう。
まとめ
リクナビNEXTは、企業ブロックで安全性を確保しつつ、保存条件×新着通知で“待ちながら”求人を集め、スカウトで打席を増やせる転職サイトです。まずは安全設定→自己分析→職務経歴の定量化→通知最適化の順で整え、在職中でもムリなく効率的に転職を前進させましょう。